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境内のご案内

本堂・供養堂

本堂・供養堂

本堂 本尊 金毘羅大権現/供養堂 本尊 大日如来
当山の本堂は、開基当初は現在の御影堂前の石柱の場所に築かれました草庵をもととし、幾度の改修御遷座を経て、平成5年(1993)に1階を供養堂・2階を本堂として建立されました。本堂の御本尊金毘羅大権現は、昭和5年(1930)に開山大僧正透昭大和尚が、備中矢田金毘羅宮より迎えた秘仏であり、毎年正月3が日のみ御前立を御開帳致しております。災難除け・病気平癒・諸業繁栄といった様々な御利益があり、毎月1日の月参りには早朝より参拝の方がお越しになります。日々の御祈願に加え、正月修正会や燃回の各大祭の際には式典法要が厳修される当山の根本的な御堂であります。 供養堂は毎月3日・15日・21日を供養日と定め、有縁の方々より御依頼を受けた先祖供養のための観世音菩薩像と、水子供養のための地蔵菩薩像が安置されており、年忌法事等もこちらでお勤めさせていただきます。

護摩堂

護摩堂

本尊 不動明王
本堂と共に建立され、釘1本を使用しない技法で建てられ文化財要素を兼ね備えた御堂となっています。
毎月1日には午前10時(日曜日の場合は午前11時)、第1日曜日(大祭厳修の日は別)には午前11時より護摩一座が修法され、参拝の方々の除災招福の御祈願を致します。
また、正月3が日は午前10時30分より新年初護摩供養を厳修致しております。

鐘楼堂

鐘楼堂

現在の本堂などの堂宇とともに信徒の方々の御寄進をもとに建立されました。梵鐘は、人間国宝の金森映井智氏が鋳造されたもので、参拝の方はご参拝の記念に常々衝いていただけます。毎年8月15日の終戦記念日正午には「平和の鐘」、12月31日の大晦日には「除夜の鐘」の音が大佐盆地に響き渡ります。

金繰り地蔵尊

金繰り地蔵尊

「金は天下の回りもの」という諺がありますが、その名の通り、本当に必要な時にお金が自らの所に回ってきてくれるという御利益があります。年4回の大祭では「回し小判」の御守をお授けしており、秋の大祭では御法楽を厳修し大般若によるお加持をさせていただきます。

ぽっくり極楽地蔵尊と六地蔵尊

ぽっくり極楽地蔵尊と六地蔵尊

ぽっくりとは早く死ぬことだと誤解されやすいのですが、一日でも元気で長生きをさせてもらい最後は大往生させてもらうことで、一度しかない人生をお地蔵様の慈悲に包まれて健康で長生きをさせていただくためにお迎えし建立されました。六地蔵尊は死後私たちが生まれかわる天道、人間道、阿修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の6つの世界(これはそのまま現世の私たちの生きざまを表現しています)のどこに輪廻転生しても救いに来てくださる慈愛に満ちたお地蔵さまです。

水子地蔵尊

水子地蔵尊

昭和51年(1976)11月に人間国宝金森映井智氏の実弟健三氏が水子供養のために寄進建立されました。わけあってこの世に出生できなかった尊い生命をご供養しております。

金堂(指導道場)

金堂(指導道場)

山主による悩み事・家相・地相・相性・命名などの相談事を御指導致します御堂です。併設される待合室は参拝の方々の御休憩、憩いの場であります。

修行大師と四国霊場砂納め地蔵尊

修行大師と四国霊場砂納め地蔵尊

なかなか四国巡拝を出来ない方々のため、昭和52年(1977)四国八十八か所霊場第1番霊山寺より第88の各寺院の御本尊を彫刻した地蔵尊を境内に建立されました。修行大師とともに自身の先祖供養ならびに家内安全を願って巡拝していただけます。毎年11月の秋季大祭には、巡拝法要が厳修されます。また、修行大師に草履をお供えすると縁結びの御利益があると言われております。

方除け観音像

方除け観音像

自宅の改修や旅行の行き先、私たちに関わる全ての方角には、その年その日の吉方と凶方があります。吉方であればより良いように、例え凶方であっても大難が小難、小難が無難となるように導いていただける観音像です。

子育て地蔵

子育て地蔵

大和郡山金剛山寺(矢田寺)より勧請された地蔵尊であり、子宝に恵まれない方、安産をお願いされる方、子供が病弱な方、無事成長を願う方々に御利益があります。また、御自身の痛いところを撫でていただくと痛みが和らぐ「撫で地蔵」としても信仰されております。

御影堂

御影堂

開山大僧正透昭大和尚ならびに当山興隆にご尽力いただいた物故者をお祀りしております。本堂などの堂字とともに建立されました。

奥之院

本尊 行者神変大菩薩
その昔、修験者北仙僧(寿元行者)は衆生済度のため諸国巡錫の修行をされておりましたが、当地で行き倒れとなり、介抱むなしくその最期を迎え師られた時、「我は衆生済度のため全国を巡錫するも、この地において一命を果つる。しかれども、年に一度各々各人の願いを叶えん。」と言い遺され入寂されました。以来その地(石碑の場所)に祠を建立し、開山師が御堂となして現在に至っています。その御利益にあやかろうと日々御百度参りをされる方もいらっしゃり、年に一度の願掛祭には、参拝の方々が銘々その願いを御祈願されております。